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液体チョーク
液体チョークの種類と特徴
□国際競技会では滑り止めとして松ヤニを使用することができるが、屋内競技場の場合は施設管理者の許可が得られた場合にのみ使用できる。
□全日本綱引選手権大会では開催当初から滑り止めの使用を禁止していたが、1994年の同大会から炭酸マグネシウムの使用が許可された。
□炭酸マグネシウムを競技会で大量に使用すると、一晩かけて床面に降り積もることになる。
また飛沫した炭酸マグネシウムを大量に吸い込むと健康被害の原因となることから、2020年の同大会から液体チョークの使用が可能になった。
※競技会では、主催者側が用意した炭酸マグネシウム(液体チョーク)以外は使用できません。
参考商品
参考商品
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成分:チョーク・水
成分:チョーク・アルコール
成分:チョーク・ロジン・アルコール
●乾きが遅いが、薄付きでサラッと感がある
※乾きが遅くて、床にポタポタ落ちる
●乾きが非常に早く、薄付きでサラッと感がある
※消毒・除菌効果が期待できる!(筆者推奨品)
●ロジン含有により厚付きでベットリ感がある
※ロジン入りの使用は禁止されている!
アルコール入りのチョークについて
●新型コロナウイルス感染症対策の一つとして、綱引競技会では試合毎にアルコール消毒をするというガイドラインがあります。
●厚生労働省では「60%台のエタノールによる消毒でも一定の有効性があると考えられる」としていることから、60%以上のアルコール入りの液体チョークの使用が好ましいと言えます。
●「水と炭マグ」だけの液体チョークは、乾きが遅いことから床にボタボタ垂れ落ちる報告が多々あり、競技者にとってはアルコール入りの方が断然に使い易くなっています。
※2021年からの競技会でも、アルコール入り液体チョークの使用が認められるようになりました。
液体チョークの製造
●液体チョーク(炭マグ+水+エタノール)は、簡単に製造することができます。
●その名の通り、炭酸マグネシウムを水+エタノールに溶かすだけです。
●配合比率は、水40mL+エタノール60mLに対して、約40gの炭酸マグネシウムを溶かすとよいでしょう。
※市販の液体チョークは割高になりますので、練習で使用する物は自作された方がいいと思います。
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