・トレーニングはスポーツの種目により共通する部分と、その競技独特の部分が存在します。
トレーニングの目的は「心」「技」「体」のバランスを取り、練習の質を高め、試合で120パーセントの力を発揮できるようにすることです。
1.「心」は精神力で、精神面を強化するメンタルトレーニングが必要です。
(1)自分とチームが成功するイメージを持つこと。
(2)試合のリハーサルをイメージや練習の中で行うこと。
(3)集中力を高める訓練をすること。
(4)プレッシャーの中でもリラックスして自分をコントロールすること。
(5)プラス思考が出来て気持の切り換えを早くすること。
2.「技」は技術で、実戦に於ける戦法、変化に対応する能力を練習します。
(1)習得したい技術の鮮明なイメージを持ってトレーニングすること。
(2)試合中に於ける変化を予測し対応策を持って練習すること。
(3)予測、実行、反省を常に行うこと。
3.「体」は体力で、その競技に使用する筋肉のトレーニングが必要です。
(1)明確な目的と目標を持ってトレーニングすること。
(2)トレーニングの内容と結果を記録し定期的にその効果を確認すること。
(3)トレーニング、栄養、休養のバランスを自己管理すること。
これらを具体的にどうやって行くかは、綱引競技トレーニングマニュアルに掲載されています。
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